先日、サロン会員さんと一緒に散策したガーデンの様子をお伝えします。
この日はお天気にも恵まれ、暑すぎずとても良い庭園散策が出来ました。
バラをはじめ、色々な宿根草や一年草をご紹介でき、色の組み合わせなど、植栽を見ながら、アレンジに応用できる内容もお伝えしました。
土日のこの時期は大変な混雑となり、またガーデンによっては入場制限がかかるため、平日に開催いたしました。
お写真でその様子をご覧いただけたらと思います。


品種にもよりますが、ちょうど満開を迎える頃で、写真のようにとても綺麗でした。バラの一番花の中央が咲き、脇の蕾が膨らんでいる状態で一番良い頃のお花が拝見できたと思います。


丘の上、ガーデンの中央にあるレンガのアーチにはイエローのバラが満開の時は素晴らしい眺めです。

イングリッシュガーデンの特筆すべきところは、脇役とも言い難い葉物や宿根草の数々。フラワーアレンジを思わせるこの植栽は日頃お花を選ぶ際にとても参考になるかと思います。花の組み合わせだけでなく、色合わせなどもとても参考になります。

アレンジやブーケを作る際は、主役の花を決めるのはもちろんですが、脇役の花や葉物を選ぶことも大変重要なことで、この脇役に何を選ぶかで素敵に仕上がるか決まると言っても過言ではないと思います。

アレンジやブーケによく合わせられる白い花たち
ご家庭の花壇や鉢植えでも人気なラナンキュラスラックスです。白い小ぶりの花たちは、どんな組み合わせにも良く合って、調和を作ってくれます。主役としても脇役としても活躍度が高いです。合わせる葉もグリーンからシルバーリーフ、銅葉まで、なんでも合います。

このガーデンの植栽でも色々なところで白い小花が大きなバラの株の足元に配置されているのを見ることができました。園芸をされない方もぜひ、そんな見方でガーデンの植栽を見ていかれると楽しいと思います。


丸いお花のサイドには少し尖った葉っぱが合わせられています。お互いを引き立てある組み合わせ。ちょっとそこにブルーが入るのは「春」ならではの組み合わせですね。実際、ブルーの花は春~初夏らしさを表してくれます。ここに少しトーンを落として暗めなピンクと銅葉を合わせたら、秋の装いになりますよね。

横浜のみなとみらい線「元町・中華街駅」からエスカレーターやエレベーターで上に上がって近くにこのガーデンはあります。もし、訪れる機会がありましたら、ぜひ、足元の草花や葉を一緒に眺めて楽しんで下さい。